2017年9月3日日曜日

香川潤の待望の新刊小説『リクルートスーツの湿度』、Kindleから発刊!

長らく沈黙をつづけ、新作が待望されていた香川潤が、いよいよ本格再始動しました。
その第一弾として、『リクルートスーツの湿度』がアマゾンKindleから新発売されました!

これは「微熱」シリーズの第一作として書かれたもので、「微熱」シリーズについてはおいおい明らかにしていきますが、キーワードとしては「年の差」「成熟と未熟」などがあるかと思います。

まずはこちらのアマゾンKindleストアからご覧ください。

2015年12月30日水曜日

『青の時代2』抜粋(第四章「未踏の領域」から)

Kindleから発売になった長編官能小説『青の時代2』から、一部抜粋して紹介します。
第四章「未踏の領域」からの抜粋です。

全編はこちらからお求めください。

 息苦しさに耐えられなくなって、美紀はとうとう口に含んでいたものを吐きだした。
「だめ……もう……」
 と、それまで微妙なタッチだったものが、急にキュッと吸いあげられた。
 核を中心に、まわりを唇で押しつけられ、中心を吸いあげられる。吸われながら、舌先がさらに核に押しつけられてくる。
「あっ、あ、いやっ!」
 突きぬけるような快感が、全身を支配した。
 のけぞろうとした美紀の身体を、徳島の体重がグッと押さえつけてきた。
「だめ、そこ……先生、だめ……あたし、もう……」
 敏感すぎる性感が、苦しいほどなのだ。
 しかし、ここぞとばかりに徳島の舌の動きが大きくなった。
 核をクルリとまわされ、くすぐられ、吸いあげられる。チリチリともてあそばれて、引ききっていなかった絶頂の余韻が、ふたたび高い波のように立ちあがってきた。
 その波頭が小刻みに砕けそうになっている。


「だめ、もう……また……いやっ、またイッちゃう! 先生っ!」

2015年12月27日日曜日

『青の時代』抜粋(第四章「女教師」から)

Kindleから発売になった長編官能小説『青の時代』から、一部抜粋して紹介します。
第四章「女教師」からの抜粋です。

全編はこちらからお求めください。
http://amzn.to/1NkaGlo

 聖矢はふたたび、慶子の花園に顔を埋めた。
 中断したことで、たかまっていた興奮が少しおさまっている。やや冷静になった頭で、康子に言われたことを思いだしながら、聖矢はゆっくりと愛撫を再開した。
 うるみはさらに強まっているようだ。開いた花びらの中心からあふれたジュースが、トロリと伝わっている。それをときおりすくいなめるようにしながら、中心の肉芽への愛撫をつづけた。
 慶子の身体の小刻みな痙攣が、またはじまった。
「や……あ、あ、あ、あう、だめ……頭のなかが……おかしくなっちゃう」
「気持ちいいんでしょ?」
 唇をつけたまま、くぐもった声で聖矢はたずねた。
「ね、先生、答えてよ」
「そう……気持ちいいの……でも……どうにかなっちゃう」
「いいよ。どうにかなっちゃえよ」
 つかんだ慶子の両手に、引きちぎれそうなほど力がこもった。
 逆にこちらの手をつかみかえしてきた。
 ギュッと指をつかまれた。
 慶子の声がきゅうに変化した。
「だめ……あ、だめ、だめなの……いやっ、美谷くん、そこ……あ、もっと!」

2015年12月26日土曜日

『放課後秘密クラブ』抜粋(第四章「肉実習クラブ 優しい脅迫者」から)

Kindleから発売になった長編官能小説『放課後秘密クラブ』から、一部抜粋して紹介します。
第二章「肉実習クラブ 優しい脅迫者」からの抜粋です。

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身体のなかに太い杭がまだ打ちこまれたままになっている。
「動くぞ」
「あ、先生、だめ……少し休ませて、お願い……」
 なつみが哀願したが、近藤は聞いていなかった。
 グイグイと律動を再開した。
 近藤のセックスは、ひたすらパワーにものを言わせるタイプのものらしかった。杉山とはまるで違う。テクニックも何もあったものではない。しかし、それがなつみには新鮮な刺激をもたらしていた。こんなふうにグイグイと押しまくられるのも気持ちいいと思った。 頂上まで昇りつめた性感がまだ下降しきらないうちに律動を再開されたものだから、なつみはふたたび頂上へと上昇をはじめてしまった。
「先生、先生、すごい……先生ったら、すごい! ああ、なつみ、また変になっちゃう……ああ、先生、あたし、どうしたらいいの? ああ、いやッ! またおかしくなるうッ」

2015年12月25日金曜日

『放課後秘密クラブ』抜粋(第一章「初体験クラブ 薔薇色の処女喪失」から)

Kindleから発売になった長編官能小説『放課後秘密クラブ』から、一部抜粋して紹介します。
第一章「初体験クラブ 薔薇色の処女喪失」からの抜粋です。

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 そんなところを触られるのは、初めてだった。恥ずかしさのせいで、なつみは膝をかたく合わせた。
「力を抜きなさい。ソッと触ってあげるから。力を抜いて、リラックスするんだ」
 そこで力を抜くと、すかさず指が粘膜に触れてきた。いつも自分で触っている場所だ。そこに杉山の指が触れてくる。本当にソッといたわるような触り方だった。指が丹念に、襞を一枚一枚めくりあげるような感じで、ゆっくりと動きはじめた。
「ほら、なつみちゃんはとても感じる子だ。もう、こんなに濡れているよ」
「いや……恥ずかしい……」
「恥ずかしくなんかないんだよ。とても素敵だよ」
 指がクチュクチュと粘膜をかきまわした。
 そうされながら、また乳首をチュッと吸われた。ズキンと電流が身体のなかを駆けめぐった。
「あはん……いや……ああん、なんか……あたし……」
「気持ちいい?」
「ああん、だめ……」

2015年12月24日木曜日

長編官能小説『放課後秘密クラブ』(Kindle)が発売

香川潤の官能長編小説(最近はロマンス小説とも?)第3弾は『放課後秘密クラブ』、アマゾンKindle版初登場です。

主人公の池端なつみは17歳の女子高生。
知り合いのピアノ調律師、教師、祖父ほど年齢が上の老人、撮影現場、同級生とのレズビアン体験と、次々と性の冒険へと巻きこまれていってしまう。
そして女の悦びの感覚の深淵へとダイブしていくのだった。

価格は483円。
ただし、アマゾンのプライム会員ならKindle端末上のストアから、無料で読めます。

Kindle版『放課後秘密クラブ』はこちら
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【本文より抜粋】
「あんっ!」
高い声が自然にほとばしり出てしまった。
隣でも里香がわけのわからない声をあげつづけていた。小川がぴしゃぴしゃと叩きつけるようにして、里香を責めたてている。
「よし、いくぜ!」
田口の動きが急にリズミカルになった。
凶暴なその動きのなかから、強烈な性感が湧き起こってきて、なつみはたちまち何も見えなくなった。そして、自分でも何を口走っているのか、自覚がなくなった。
「いや、いやあ! あうっ、だめ! ああっ、すごい、すごすぎる……すごすぎるわ……あむっ! あひっ!」
口の中が興奮のためかカラカラに渇いてしまっている。
水が欲しい……酸素が足りない……。
なつみは口をぱくつかせた。
田口が吠えた。
「こいつァ、すげえぜ。グイグイ締めつけてきやがる。おれ、もう、いきそうだ!」
「なんだって? めずらしいな、田口がそんなに早くいっちまうなんて」
「だめだ、もう!」
ひときわ、田口の動きが激しくなった。
「あ、だめッ! なつみも……だめッ、あうッ!」

2015年12月23日水曜日

『青の時代2』抜粋(第三章「未知の世界」から)

Kindleから発売になった長編官能小説『青の時代2』から、一部抜粋して紹介します。
第三章「未知の世界」からの抜粋です。

全編はこちらからお求めください。

「もっと気持ちいいところ、してほしいんだろう、これ?」
 ローターがスッと縦に動いた。
「あんっ!」
 一番敏感なところに届きそうで届かない。
「ここ、きみの割れ目ちゃん。こんもりしてるから、亀裂がはっきりしてる。パンティをはいてても、くっきりとわかるよ。これ、縦に割れてるよ、ほら」
 亀裂にそってローターが上下にゆっくりと動いた。
「いや……あ、いや……」
 腰がどうしても動いてしまう。
「ほんとにエッチな子だ」
「言わないで……」
「もうなかのほうはズブズブになってるんじゃないのか?」
「そんなこと……」


 ないとは断定できなかった。いつのまにか、身体の奥に熱いかたまりができている。なにか別の生き物が入りこんできて、腹のなかでトグロを巻いているみたいだ。それがムズムズと動くたびに、美紀の身体もムズムズとくねってしまう。