香川潤の官能長編小説(最近はロマンス小説とも?)第3弾は『放課後秘密クラブ』、アマゾンKindle版初登場です。
主人公の池端なつみは17歳の女子高生。
知り合いのピアノ調律師、教師、祖父ほど年齢が上の老人、撮影現場、同級生とのレズビアン体験と、次々と性の冒険へと巻きこまれていってしまう。
そして女の悦びの感覚の深淵へとダイブしていくのだった。
価格は483円。
ただし、アマゾンのプライム会員ならKindle端末上のストアから、無料で読めます。
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【本文より抜粋】
「あんっ!」
高い声が自然にほとばしり出てしまった。
隣でも里香がわけのわからない声をあげつづけていた。小川がぴしゃぴしゃと叩きつけるようにして、里香を責めたてている。
「よし、いくぜ!」
田口の動きが急にリズミカルになった。
凶暴なその動きのなかから、強烈な性感が湧き起こってきて、なつみはたちまち何も見えなくなった。そして、自分でも何を口走っているのか、自覚がなくなった。
「いや、いやあ! あうっ、だめ! ああっ、すごい、すごすぎる……すごすぎるわ……あむっ! あひっ!」
口の中が興奮のためかカラカラに渇いてしまっている。
水が欲しい……酸素が足りない……。
なつみは口をぱくつかせた。
田口が吠えた。
「こいつァ、すげえぜ。グイグイ締めつけてきやがる。おれ、もう、いきそうだ!」
「なんだって? めずらしいな、田口がそんなに早くいっちまうなんて」
「だめだ、もう!」
ひときわ、田口の動きが激しくなった。
「あ、だめッ! なつみも……だめッ、あうッ!」
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