Kindleから発売になった長編官能小説『青の時代』から、一部抜粋して紹介します。
第二章「人妻」からの抜粋です。
全編はこちらからお求めください。
⇒ http://amzn.to/1NkaGlo
指を入れたまま、聖矢はふたたび康子の身体に唇を押しあてた。
姿勢が窮屈だが、がまんする。そして、口の中に入ってきた肉の芽を吸いあげ、舌でころがした。
「ああっ、いいわ、それ……もっと強く吸っていいのよ」
最初は微妙なのに、感じてくればある程度強くしてもいいのだろうか。
強めに吸いあげると、ズズッと淫らな音が立った。
「だめ、いやらしすぎる……なんていやらしいの」
いやらしいという言葉が、康子の口癖らしかった。
「もっと吸って……もっといやらしくして」
そこで、聖矢はわざと音を立てるようにして、肉芽を吸った。
「それ、いい……それ、いやらしい……ああ、もう……」
康子の腰が小刻みに震えはじめた。
「ねえ、わたし……もうだめ……わたし、イキそうだわ……聖矢くんったら、すごくいやらしくて……だめ、イキそう、ああ、イキそうよ」
髪を強くつかまれ、引っ張られた。
0 件のコメント:
コメントを投稿