香川潤再始動の第2弾、長編小説、大好評『青の時代』の続編です。
青春まっただ中の高校生、聖矢と美紀がそれぞれ乗りだした性の冒険をへて、未知の大人の世界と快楽へと飲みこまれていくロマンス小説。
各電子ブックサイトですでに配信されていますが、アマゾンKindle版はこれが初となります。
Kindle版のリリースにあたって香川潤が直接、原稿に手をいれ、またKindle版のための前書きをつけています。
価格は483円。
ただし、アマゾンのプライム会員ならKindle端末上のストアから、無料で読めます。
Kindle版『青の時代2』はこちら。
【本文より抜粋】
「いやっ! 動かさないで」
窮屈さのなかに引き裂かれるような刺激を感じ、美紀は訴えた。ミッシリと満たされているものを動かされる余裕はない。
「こわれちゃう……」
「そう、まだ無理かな。じゃあ、これは?」
もう一方の手を下腹部に乗せてきた。
すべらせてくる。
指先が茂みにかかる。茂みに隠れた亀裂にそって、下に降りてきた。
その指が、むき出しになった敏感な肉芽に触れてきた。
そっとあてがう程度に触れられる。
「あ……あ……」
「なかと外と、どうだい? どっちがいい?」
どちらがいいとかいうより、どちらも刺激が強烈で、息つくこともできない。快感というより、刺激そのものだ。刺激に対して、身体と神経が勝手に反応している。
肉芽に触れられたまま、ふたたび性具を揺さぶられた。
「だめっ!」
マットにしがみつく。
背中がひとりでに反ってしまう。
「あっ、あ、だめ……だめです、動かさないで!」
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