Kindleから発売になった長編官能小説『青の時代』から、一部抜粋して紹介します。
第四章「女教師」からの抜粋です。
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聖矢はふたたび、慶子の花園に顔を埋めた。
中断したことで、たかまっていた興奮が少しおさまっている。やや冷静になった頭で、康子に言われたことを思いだしながら、聖矢はゆっくりと愛撫を再開した。
うるみはさらに強まっているようだ。開いた花びらの中心からあふれたジュースが、トロリと伝わっている。それをときおりすくいなめるようにしながら、中心の肉芽への愛撫をつづけた。
慶子の身体の小刻みな痙攣が、またはじまった。
「や……あ、あ、あ、あう、だめ……頭のなかが……おかしくなっちゃう」
「気持ちいいんでしょ?」
唇をつけたまま、くぐもった声で聖矢はたずねた。
「ね、先生、答えてよ」
「そう……気持ちいいの……でも……どうにかなっちゃう」
「いいよ。どうにかなっちゃえよ」
つかんだ慶子の両手に、引きちぎれそうなほど力がこもった。
逆にこちらの手をつかみかえしてきた。
ギュッと指をつかまれた。
慶子の声がきゅうに変化した。
「だめ……あ、だめ、だめなの……いやっ、美谷くん、そこ……あ、もっと!」

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