2015年12月30日水曜日

『青の時代2』抜粋(第四章「未踏の領域」から)

Kindleから発売になった長編官能小説『青の時代2』から、一部抜粋して紹介します。
第四章「未踏の領域」からの抜粋です。

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 息苦しさに耐えられなくなって、美紀はとうとう口に含んでいたものを吐きだした。
「だめ……もう……」
 と、それまで微妙なタッチだったものが、急にキュッと吸いあげられた。
 核を中心に、まわりを唇で押しつけられ、中心を吸いあげられる。吸われながら、舌先がさらに核に押しつけられてくる。
「あっ、あ、いやっ!」
 突きぬけるような快感が、全身を支配した。
 のけぞろうとした美紀の身体を、徳島の体重がグッと押さえつけてきた。
「だめ、そこ……先生、だめ……あたし、もう……」
 敏感すぎる性感が、苦しいほどなのだ。
 しかし、ここぞとばかりに徳島の舌の動きが大きくなった。
 核をクルリとまわされ、くすぐられ、吸いあげられる。チリチリともてあそばれて、引ききっていなかった絶頂の余韻が、ふたたび高い波のように立ちあがってきた。
 その波頭が小刻みに砕けそうになっている。


「だめ、もう……また……いやっ、またイッちゃう! 先生っ!」

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