昨日、アマゾンKindleストアからリリースされたばかりの香川潤の長編官能小説『青の時代』から、一部抜粋して紹介します。
第一章「初体験」からの抜粋です。
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狭いながらも、進むべき方向を見つけたように思えた聖矢は、思いきって腰を進めた。
「い……いたい!」
美紀が太ももを締めつけながら、ベッドを上にずりあがって逃げようとする。
「じっとして……ひとつになるんだ、大丈夫。力を抜いて」
「だって……」
「痛いのは最初だけだよ。がまんして」
適当なことを言いながら、なんとか美紀を落ち着かせようと思った。
「ほんと?」
「ああ、たぶん。みんなすることなんだ」
「そ、そうね……」
覚悟を決めたのか、美紀がわずかに力をゆるめた。聖矢はその身体をきつく抱きしめるようにしながら、グッと腰を入れた。
「い……あ……!」
狭いながら、ぬめりに助けられて、奥へと進んだ。
ペニスの先端の、粘膜がむき出しになった敏感な部分を、まだ硬い男を受け入れたことのない肉が締めつけてきて、かなりの痛みを感じた。包茎でもないし、オナニーの経験もあるとはいえ、聖矢のほうも女の身体に入るのは初めてのことだ。刺激に慣れていない粘膜が悲鳴をあげている。
そして、きつくすぼまった肉に裏側のスジをきつく締めあげられ、引きつった痛みが生じた。
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