Kindleから発売になった長編官能小説『青の時代2』から、一部抜粋して紹介します。
第四章「未踏の領域」からの抜粋です。
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息苦しさに耐えられなくなって、美紀はとうとう口に含んでいたものを吐きだした。
「だめ……もう……」
と、それまで微妙なタッチだったものが、急にキュッと吸いあげられた。
核を中心に、まわりを唇で押しつけられ、中心を吸いあげられる。吸われながら、舌先がさらに核に押しつけられてくる。
「あっ、あ、いやっ!」
突きぬけるような快感が、全身を支配した。
のけぞろうとした美紀の身体を、徳島の体重がグッと押さえつけてきた。
「だめ、そこ……先生、だめ……あたし、もう……」
敏感すぎる性感が、苦しいほどなのだ。
しかし、ここぞとばかりに徳島の舌の動きが大きくなった。
核をクルリとまわされ、くすぐられ、吸いあげられる。チリチリともてあそばれて、引ききっていなかった絶頂の余韻が、ふたたび高い波のように立ちあがってきた。
その波頭が小刻みに砕けそうになっている。
「だめ、もう……また……いやっ、またイッちゃう! 先生っ!」